〜 診療内容 〜
犬と猫の避妊去勢
犬と猫の避妊去勢
10kg未満 | 10kg以上20kg未満 | 20kg以上 | |
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オス犬 去勢 | 36,300円 | 41,800円 | 50,600円 |
メス犬 避妊 | 57,200円 | 70,400円 | 86,900円 |
オス猫 去勢 | 19,800円 | ||
メス猫 避妊 | 33,000円 |
■ 野良猫割引料金のご案内
当院独自の地域貢献活動として、野良猫の避妊去勢を割引料金で提供しています。
オス野良猫 去勢 14,300円
メス野良猫 避妊 26,400円
■ 新宿区「猫の去勢・不妊手術費助成について」
※当院は新宿区の指定動物病院(東京都獣医師会新宿支部加盟病院)です。
※飼い猫と野良猫の両方とも申請できます。(助成額は異なります)
※事前申請が必要で、手術を受けたあとでは申請できません。
※詳細は新宿区役所ホームページをご確認ください。
施術のメリット
■ 発情時の問題行動の減少
発情期のメスと近くにいるオスは性ホルモンが原因で異性の動物が気になってしまうため、メスはそわそわしたりオスは激しく鳴いたり、あるいは脱走を試みるなど、問題行動が発生しがちです。また中にはストレスがかかった状態が原因で体調を崩してしまうケースがあります。これらは子孫を残そうという本能の表れではありますが、避妊・去勢手術によって性ホルモンが分泌がなくしことで、こういった問題行動の減少が期待できます。
■ 生殖器系の病気予防
避妊・去勢手術を行うことで生殖器系の疾患を完全に予防できるわけではありませんが、ある程度の効果が見込まれる主な病気を紹介します。
オス 精巣腫瘍・前立腺疾患
メス 乳腺腫瘍・子宮蓄膿症
■ 望まれない出産を避ける
発情期のメスをオスのいる場所へ連れて行く場合や多頭飼いの場合、あるいは出入り自由な環境で飼っている場合など、想定外の出産を避けるために必要となります。
施術のデメリット
■ 子孫をのこせなくなる
■ 全身麻酔手術のリスク
高齢の場合や疾患がある場合は特に麻酔のリスクも高くなりますので、手術の前に全身状態の検査を行い、慎重に評価検討する必要があります。
■ ほとんどの場合は太るため、施術後の食事管理が必要となる。
手術の時期
■ オスの場合(犬・猫とも)
発情期はなくいつでも交尾可能で、生殖能力が完成するのは生後1年くらいです。しかしマーキング行動の減少なども考慮すると、手術に適した時期は生後6か月前後が目安となります。
■ メスの場合(犬・猫とも)
初回発情は生後6~8ヶ月くらいに起きます。乳腺腫瘍の発生率を高くしない意味もあり、手術は生後6か月より前が目安となります。
手術方法
■ オス犬の去勢手術
陰嚢前方の皮膚を切皮して精巣と精巣上体が納まっている睾丸を摘出します。開腹手術ではなく、包皮と陰嚢の間の正中線の上を1~1.5cmほど切開します。手術そのものの時間は30分~1時間ほどで、原則として日帰りとなります。
■ オス猫の去勢手術
陰嚢部を直接切開して睾丸を摘出しますが縫合は不要です。手術そのものの時間は30分~1時間ほどで、原則として日帰りとなります。
■ メスの避妊手術(犬・猫とも)
避妊手術の方法には卵巣摘出術と卵巣・子宮摘出術があります。手術そのものの時間は1~2時間で、基本的には1日入院となります。