〜 診療内容 〜
狂犬病など予防接種

狂犬病予防接種

狂犬病予防接種
狂犬病予防接種3,700円

狂犬病は感染した犬に噛まれることでヒトにも感染する人獣共通感染症で、犬もヒトも発症すると死亡率はほぼ100%と、治療法がない大変危険な病気です。感染した犬は2~3週間ほどで症状が現れて狂ったように何にでも噛みつくようになり、その後3~4日ほどで次第にマヒ状態が進んで死に至ります。ヒトが感染すると、1~3か月程度の潜伏期(症状が出ない時期)ののち、水を飲もうとすると喉がけいれんを起こす恐水症や、幻覚や高熱といった症状を経て、昏睡状態から死に至ります。

日本では1957年以降は狂犬病は発生していませんが、近隣諸国では現在でも発生がめずらしくなく、いつ国内にウィルスが侵入してくるか分かりません。狂犬病の蔓延を防ぐため、狂犬病予防法という法律で生後91日齢以上の犬は年に一回の狂犬病予防注射が義務付けられています。まだ接種がお済みでない方は、早めにご相談ください。

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犬の混合ワクチン

5種混合ワクチン6,000円
7種混合ワクチン6,500円
9種混合ワクチン6,500円

5種混合ワクチン

犬ジステンバー
犬伝染性肝炎
犬アデノウィルス感染症(2型)
犬パルボウィルス感染症
犬パラインフルエンザウィルス感染症

■ 犬ジステンバー

犬ジステンパーウイルスはヒトの麻疹(はしか)とよく似たウイルスで、とくに3歳未満の若いイヌ科動物を中心に強い伝染力をもった病気です。感染すると死亡率が高く、回復しても神経に後遺症が残ることがあります。感染初期にみられる発熱がいったん平熱に戻り、そのまま免疫力の高い犬は完治する場合もありますが、多くは急性症に進み咳・結膜炎・下痢や嘔吐・脱水といった症状をしめす。これが回復して数週間から数か月後に神経症状があらわれる場合が亜急性と呼ばれる。慢性の発症は4~8歳の中年の犬にみられ、ときに痙攣や麻痺をともない徐々に脳炎の症状が進行する。ウイルス自体を攻撃する治療法はなく、発症した場合も、症状により対処療法を行い抗生物質で細菌の二次感染を抑える程度しか治療法はない。

■ 犬伝染性肝炎

犬伝染性肝炎は犬アデノウイルス(1型)によるウイルス性の感染症です。生後1年未満の幼犬が感染すると比較的重篤な症状を示すことが多く、発熱・下痢・嘔吐・腹痛などの症状が認められます。感染した犬の分泌物や排泄物との接触によって感染しますが、直接効果を示す有効な治療薬はなく、最悪の場合には死に至ります。回復期の初期に「ブルーアイ」と呼ばれる角膜の混濁で眼が青く見える場合があるのが特徴です。

■ 犬アデノウィルス感染症(2型)

犬アデノウィルス感染症(2型)は、乾いた咳を特徴とする風邪症状を示す呼吸器の病気です。感染力が強いことが特徴で「ケンネルコフ」と呼ばれる「犬の集団カゼ」の病原体の一つとされ、感染した犬の分泌物や排泄物との接触によって感染します。なお感染率は高いものの通常はこの病気で死ぬことはなく、細菌などの二次感染を抑えるための抗生物質投与や点滴などの対症療法が治療の中心となります。

■ 犬パルボウィルス感染症

犬パルボウィルス感染症は通常4~7日間の潜伏期間の後、激しい嘔吐・下痢・食欲不振・発熱・重い脱水などの症状を引き起こす病気です。これらの消化器症状が重篤な場合、あるいは生後2か月以内の子犬では心筋炎や敗血症により、死に至る場合があります。直接的に有効な治療法はないため、症状に応じた対症療法がおこなわれます。なお原因となる犬パルボウイルスは、環境耐性が強いことが特徴で自然界で数か月から数年間もそのままの状態で生存できます。そのため感染した犬により汚染された飼育環境は厳重な消毒が求められます。

■ 犬パラインフルエンザウィルス感染症

犬パラインフルエンザウイルス感染症は感染力が強く「ケンネルコフ」と呼ばれる「犬の集団カゼ」の病原体の一つとされています。犬アデノウイルス感染症(2型)と同様に、乾いた咳を主症状とする重い風邪のような症状が出ます。単独感染では致死率はあまり高くなく、軽度の症状では治療の必要がない場合もあります。しかし他の病原体との混合感染では症状が重くなる場合もあるため、二次感染予防対策が大切です。免疫力向上のため状況に応じて、抗生物質や栄養剤等の投与などを行うこともあります。

7種混合ワクチン

5種混合+
犬レプトスピラ感染症(カニコーラ)
犬レプトスピラ感染症(イクテロヘモラジー)

犬レプトスピラ感染症は、細菌感染することにより肝障害や急性腎不全などを起こす病気で、レプトスピラ菌には多くの種類(血清型)があります。以下の2つの型の感染を確認した場合は、家畜伝染病予防法により家畜保健衛生所に届け出ることが義務づけられています。

■ カニコーラ型

感染しても特に症状が現れないこともありますが、発症から尿毒症・急性腎不全に進み重篤になれば命に関わることもあります。

■ イクテロヘモラジー型

突然の発熱の後に体温が低下し口の内外や粘膜に出血が見られ、肝障害や黄疸を伴う場合があり、重篤な場合は数日で死に至ります。

人獣共通感染症でもあり、保菌者である犬の尿などから人体に経口感染・経皮感染する場合があります。発症した犬はもちろん、特に症状が出なかった不顕性感染の犬も保菌者となるので注意が必要です。治療には抗生物質の投与が有効ですが、並行して肝障害や急性腎不全などのも行います。

9種混合ワクチン

7種混合+
犬コロナウィルス
犬レプトスピラ感染症(ヘブドマディス)

■ 犬コロナウィルス

犬コロナウイルス感染症は消化管に感染し下痢や嘔吐の症状をおこします。犬パルボウイルス感染症ほど重篤となることは少なく、成犬が犬コロナウイルスに感染しても症状の出ない不顕性感染で終わることも少なくありません。しかし子犬が感染すると激しい胃腸炎症状となることも多く、またパルボウイルスとの混合感染で重篤化すると死に至る場合があります。ウィルスそのものを排除するような治療法はないため、対症療法として脱水症状を緩和する点滴や二次感染予防のため抗生物質投与などを行います。

■ 犬レプトスピラ感染症(ヘブドマディス)

犬レプトスピラ感染症は、細菌感染することにより肝障害や急性腎不全などを起こす病気で、レプトスピラ菌には多くの種類(血清型)があります。ヘブドマディス型は腎炎と肝炎を併発するしますが犬への病原性は高くなく、家畜伝染病予防法による届け出対象になっていません。しかし人獣共通感染症でもあり、保菌者である犬の尿などから人体に経口感染・経皮感染する場合があります。発症した犬はもちろん、特に症状が出なかった不顕性感染の犬も保菌者となるので注意が必要です。治療には抗生物質の投与が有効ですが、並行して肝障害や急性腎不全などのも行います。

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猫の混合ワクチン

3種混合ワクチン4,500円
4種混合ワクチン5,000円

3種混合ワクチン

猫ウイルス性鼻気管炎ウィルス
猫カリシウィルス
猫汎白血球減少症ウィルス

■ 猫ウイルス性鼻気管炎ウィルス

猫ウイルス性鼻気管炎は「猫インフルエンザ」「猫コリーザ」とも呼ばれる風邪の一種で、猫の呼吸器病の半数を占めています。くしゃみなどを介する飛沫感染やグルーミングなどによる接触感染から2~10日程度の潜伏期間をおいて発症し、鼻水やくしゃみ、発熱などが主な症状となります。子猫や老齢猫など比較的免疫力の弱い猫の場合は、しばしば肺炎を併発し、また妊娠中の猫が感染すると流産する危険性もあります。

■ 猫カリシウィルス

猫カリシウィルス感染症はネコのかかる代表的な呼吸器感染症の1つであり、くしゃみ・鼻水・発熱など風邪でよく見られる症状が表れるとともに、口内炎や舌炎が見られるのが特徴的です。長引くと舌や口に潰瘍が出来たり、潰瘍や口内炎から肺炎を併発して、最悪の場合死に至ることもあります。またこのウィルスは感染力が強く、多頭飼育が感染のハイリスク因子となる特徴があります。なお近年海外では、子猫よりも成猫で重症化しやすい強毒全身性カリシウイルスという致死率が50%近いものも報告されていて注意が必要です。

■ 猫汎白血球減少症ウィルス

猫汎白血球減少症は世界中で発生している感染症で、猫のコアウイルス病の一つとされます。別名では「猫ジステンパー」「猫感染性腸炎」などとも呼ばれ、感染力の高い危険な病気です。2~10日ほど潜伏期(症状が現れない期間)を経て、通常は発熱・脱水・腹痛・嘔吐・下痢・血便などの症状が現れ、臨床検査では白血球の顕著な減少が認められます。また個体のもつ免疫力により、無症状~12時間以内の急死まで、症状の重さがさまざまに現れる特徴があります。

4種混合ワクチン

3種混合+
猫白血病ウィルス

■ 猫白血病ウィルス

猫白血病ウイルス感染症は、病名に「白血病」と入っていますが、実際には白血病よりも貧血や腫瘍を発症することが多く、一度発症するとほとんど完治しません。感染経路は唾液を介することが多く、咬み傷からのウィルス侵入や、食器を共用することによる経口感染などがあります。健康な成猫が感染した場合の発症率は20%程度ですが、新生児が感染すると発症率は90%ほどと言われます。なお発症後は、直接的・二次的に様々な疾患を併発することで、1年生存率は50%程度とされています。

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