コラム1 大切なペットの健康を徹底的にチェックするために健康診断は大切です。

こんにちは!にしやま動物病院、医院長の西山晃正です。
これからは定期的に患者さんのためになる情報を「医院長コラム」としてお届けしようと思います。宜しくお願い致します。

成長した犬と猫は1年で人の4年分、歳を取ると言われています。にしやま動物病院では、年に2回、健康診断を受けて頂くことを推奨しています。人では、2年に1回、健康診断を受けていることと同様になります。

春の健康診断及び秋の「ワンにゃんドック」という機会を設けています。特に、「ワンにゃんドック」では、より早期に病気を発見できる検査を追加実施しています。実際に、「ワンにゃんドック」を受けて、ワンちゃん、ネコちゃんで病気が見つかったケースの1例を、以下に挙げさせて頂きます。

例1:特に臨床症状はありませんでしたが、子宮に水が貯まる病気と膀胱に石が見つかり、後日手術をして、良くなりました。

例2:特に臨床症状はありませんでしたが、脊椎に狭いところがあり、早期に治療を開始することができました。

例3:特に臨床症状はありませんでしたが、前立腺の肥大があり、後日手術をして、良くなりました。

例4:特に臨床症状はありませんでしたが、腎臓の機能の低下が見られ、早期に治療を開始することができました。

私たち人間と同じように、ワンちゃん、ネコちゃんも、病気を早期に発見し、早期に治療を始めることが大切です。
そのために、獣医学の進歩とともに、検査の種類や精度などが、日々発展しています。
私の病院では、「皆様の笑顔が見たくて、この仕事」という気持ちで、患者様のために必要な検査などの情報は、どんどん取り入れて参りますので、ぜひご活用下さい。

詳しい検査内容は診療内容の「わんにゃんドック」を見ていただくが、病院に電話でお尋ね下さい。

2017年11月21日更新